両親から酷い言葉を浴びせられても
「怖かったのも答えの1つ」と
ウシオは笑ってくれました。
身内の醜態が恥ずかしく、申し訳ない気持ち。
あんな人の親族であることで、嫌われるのではという不安。
それが、ウシオの笑顔でどれだけ救われたか知れません。
とても嫌な思いをしたのに…。
その後、親の要望どおり結婚を待つかどうかを
2人で話し合いました。
ウシオは
「どちらでも良いけれど、待たなければ
あるみが親族と付き合い辛くなる可能性がある」
と、私の立場を配慮してくれました。
私はあんなに酷い状態の親を見ても
「両親に祝福されて結婚する」という幻想が捨てきれず
半年待ちたい気持ちをウシオに伝えました。
結果、この半年が
私が親から精神的自立を果たすための
重要な期間となったのでした。