基本的に、人といるとある程度の時間で
「一人になりたい」
「疲れた」
と思ってしまう私。
常に母の思惑通り生きることを求められ
その他の人に対しても
「この人の求める通り振る舞わなければならない」と
無意識に思ってしまっていました。
それなのに、
出会ってたった2回目で
ありのままに振る舞えたウシオ。
心に衝撃が走りました。
誰もが他人に何かしらの役割を求めています。
「友だちなんだから話聞いてよ」
「部下だから上司の指示に従え」
「子どもは親の言うことを聞くのが当たり前」
でも、ウシオは
人生で初めての、私に
「何の役割も求めてこなかった人」だったのでした。