親世代にとって、「終身雇用」「一社に骨をうずめること」は
当たり前だったことでしょう。
しかし、私たちアラサー世代は違います。
以前話題になった、100年時代の生き方を提案する
著書『ライフシフト』では、私たちは何度となく
キャリアの変更を経験するだろうと記されています。
そもそも、母も自身の経験を振り返ればわかるはず。
父は大手企業の傘下で、名の通った会社でしたが
全く幸せな夫婦ではありませんでした。
会社で無理な人事を押し付けられ、
母は父に、1社で務めあげる理想を強要しつづけました。
結果、借金は数百万に。
私は母の冷酷な姿や
そのせいで自分をどんどん不幸にしている様子を見て
「結婚に最も重要なのは、社名ではない」
と、身をもって学びました。
そして、愛する人を侮辱される事。
これは、自分を侮辱されるより、
はるかに許しがたい事でした。