【まんが】ヤバい親に結婚反対された話

神奈川在住アラサー女が毒親気味の親(ヤバい親)に結婚反対されたお話です。

まんが62 偏見

親世代にとって、「終身雇用」「一社に骨をうずめること」は

当たり前だったことでしょう。

 

しかし、私たちアラサー世代は違います。

 

以前話題になった、100年時代の生き方を提案する

著書『ライフシフト』では、私たちは何度となく

キャリアの変更を経験するだろうと記されています。

 

そもそも、母も自身の経験を振り返ればわかるはず。

父は大手企業の傘下で、名の通った会社でしたが

全く幸せな夫婦ではありませんでした。

 

会社で無理な人事を押し付けられ、

適応障害や、ギャンブル依存症を発症しても

母は父に、1社で務めあげる理想を強要しつづけました。

結果、借金は数百万に。

 

私は母の冷酷な姿や

そのせいで自分をどんどん不幸にしている様子を見て

「結婚に最も重要なのは、社名ではない」

と、身をもって学びました。

 

 

そして、愛する人を侮辱される事。

これは、自分を侮辱されるより、

はるかに許しがたい事でした。

 

まんが61 図星だろ!!

 

突然の母の暴走…。

 

 

突然ですが、有名な漫画「逆境無頼カイジ」をご存じですか?

 

その中に、私の好きなシーンがあります。

 

「俺が蛇に見えたか」と、敵に対して言う場面。

「蛇には、相手が蛇に見える」と。

 

ここでの「蛇」は、【邪な心を持っている人】【相手を騙そうとする人】

というような意味です。

 

自分自身が、邪悪で

人を騙そうとし、貶めようとする。

そういう人には、相手が「自分を騙し、貶めようとする」人に見えるのです。

 

他人は、鏡。

 

母は、ウシオを全く話をした事がありませんでした。

しかし、「社内で恋人を作り、彼女を貶め、今はそれを隠して騙そうとする人」に見えたようです。

 

一体、母の中にどれだけの邪悪が渦巻いているのか…。

想像しただけで、ゾッとします。

まんが60 お金は大丈夫?


まったくの初対面で、挨拶をしてすぐに

いきなり「年収は?」「借金は?」と聞かれたら

「えっ?」ってなりますよね。

 

経済はとても大事な要素。

しかしセンシティブな内容でもあるので

もっと少しずつ触れるものだと思うのです(-_-;)

 

 

そして、経済面でアレコレ言われて「NO」と言われないように

事前にファイナンシャル・プランナーさんと

金銭面のシュミレーションをしてから挑みました。

 

実際は、沢山色々なことを聞かれました。

しかし、父の質問は、まだ「非常識」のラインは

ギリギリ越していないくらいでした。

 

 

そして、ここから

母のおかしな質問がはじまるのでした・・・

まんが59 面接開始

(続)

 

挨拶の前日、私は母に会う不安と、

結婚自体への不安から、マリッジブルーのような状態に。

 

その事を相談すると

ウシオは前日から私を励ましに来てくれました。

 

深夜2,3時まで、家族の問題のこと

自身のトラウマのことなど

色々な話をして

不快になる様子もなくどっしりと

私の話を聞きつづけてくれました。

 

そしてなんとか迎えた当日。

 

私は母に傷つけられる不安や

ウシオに「あんな親がいるなんて」と

愛想つかれるのでは…という不安で

押しつぶされんばかりでした。

まんが58 会議室へ来い

 

2週間ほど仕事に追われており

やっとこさ更新(-∀-;



「プロポーズを受けた」という一報に対し、
即座に無機質な貸会議室を指定し

「〇月〇日 〇時に来い」と指定してきた母。

 

一般的に、顔合わせは雰囲気のいいレストランや

どちらかのお家におじゃましてする事が多いですが

「絶対に、雰囲気のいい場所など用意させない」という

母の意図が伝わってきました。

 

いつものように、全力で相手を傷つける気満々の様子が

想像でき、嫌な予感がする私。

 

しかし、温かい家庭で育ったウシオは

「家族が子どもを傷つけ、コントロールしようとする親」

というものが想像できないようで、

 

朗らかに「話せばわかるよ」「大丈夫」

と答えます。

 

しかし、経験したことがない存在について

どう説明したら良いかわからず…。

 

顔合わせの日は、刻々と近づいていきました。

まんが57 プロポーズ

 

ウシオにプロポーズを受けた日は

人生で最も幸せな日の一つです。

 

私はもちろん有頂天になって

一緒にゼク〇ィを買いに行き

どんな結婚式にしようか、

いつ入籍しようか~、などと話し合いました。

 

その後、こんなウキウキした気持ちが

全て搔き消されるような

事態になることも知らずに。

 

 

まんが56 穏やかな一人暮らし

 

私はあまり結婚願望の強い女性ではありませんでした。

 

母と父の関係を見ていて

「結婚というのは不幸な関係なんだな」

「なんの希望もないんだな」

と本気で思っていました。

 

ウシオと付き合い始めた当初も

早く結婚したい、という気持ちはサラサラなく

なんなら「そんなにすぐ結婚なんかしたくない」と思っていました。

 

ところがどっこい。

 

お付き合い1周年目を目の前にして、

突然「早く結婚したい!!!」という気持ちに。

 

ウシオと早く一緒に暮らしたい。

デートの後に別々の場所に帰りたくない。

 

やはり、一人暮らしをしたことも大きかったと思います。


そんなこんなで、いつプロポーズしてくれるんだろうと

どぎまぎしつつ、無事1年目を迎えたのでした。