(つづく)
現在はメディアも取り上げるようになり
一般的になった「毒親」という単語ですが
これは今から34年前に出版された
『毒になる親』という著書が語源になっています。
この本を知った時、今よりもずっと「親」の存在が聖域化していた時代に
この本を著したという事実に驚きました。
バッシングや逆風も相当強かったのではないでしょうか。
時を経て、時代はこの著書に追いつき
日本でも再注目されました。
私も親子問題の名著と知って購入し
何気なく開いてみて、驚きました。
「あなたの価値を否定することを言う」
「あなたを侮辱したり終始批判ばかりする」
「いつも精神的に不安定で家庭が混乱している」
「親の世話をあなたがしなければならなかった」
「親に対して怒ることは許されなかった」
「家庭がリラックスできる場所ではなかった」
etc etc…
書かれている一言一句が当てはまり過ぎて
怖いぐらいでした。
また、私のようなケース以外にも
「体罰を加える親」「薬物やアルコール中毒の親」「性的暴行を加える親」
等についても書かれています。
もし親子関係に問題を抱える方は
是非一読をおすすめします。